PROFILE

書家

稻田 宗哉

昭和24年 京都宇治に生まれる
昭和47年 墨人展へ出品し始める
昭和59年 墨人会会員になる

私にとって「文字」の骨格を”どう動ききるか”
このことが大きな課題であります

刹那刹那の動き、動きつつ
その動きに縛られない内のあり方

内の呼吸と一つになって
あらゆる動きの場面で
新鮮な動きでありながら
より深く文字の骨格を動く

徹底した自省のなかから
おのずから筆が立ち上がってくる
おのずから筆が動いてくれるこの動き
難中の難であります

– 2000 –

森田子龍

1912(明45)年~1999(平11)年。兵庫県豊岡市生まれ。本名・清。上田桑鳩に師事し、戦前の書芸術運動の中核である『書道芸術』誌の編集に携わった。戦後は諸芸術革新の先頭を切って墨人会を結成、『墨美』誌を主宰した。それを拠点に世界の美術界に「書あり」の一大運動を展開し、55年のヨーロッパ巡回「現代日本の書・墨の芸術」展を企画したりした。命の躍動が外に躍り出て形を結んだのが書であるとし、作品を世に問うている。