百聞 HYAKKEN WEBサイトに近江ARS TOKYOの記事が掲載
2024年4月29日に近江ARS TOKYO 草月ホールにて行われました書の実演の様子が百聞 HYAKKENに掲載されました。
■引用:百聞 HYAKKEN WEBサイトより
https://www.hyakken.co.jp/works/11
松岡が猛烈な影響を受けたという前衛書家・森田子龍の弟子である稻田 宗哉さん(墨人会)。巨大な筆をもちいて「境」という字を書く。文字の骨格をつかみ、骨格を動くために、日々の鍛錬が大切であるという。「点を打つときに、打つのはいいけども、引き上げる時に愛がなければならない」と師の言葉を紹介した。
筆にたっぷりと墨を浸らせて、片手ですっと持ち上げて紙に向かう。「くっ!」「くくっ!」「くっ!」と気を強く吐きながら一気呵成に書き上げる。紙に向かってから 20秒もかからない間の出来事であった。これに松岡は、「文字は声を持っていると思う」と応じた。