稲田宗哉

プロフィール

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書家稻田 宗哉

昭和24年
京都宇治に生まれる
昭和47年
墨人展へ出品し始める
昭和59年
墨人会会員になる墨人会とは

師・森田子龍森田子龍について

森田子龍

1912(明45)年~1999(平11)年。兵庫県豊岡市生まれ。本名・清。上田桑鳩に師事し、戦前の書芸術運動の中核である『書道芸術』誌の編集に携わった。戦後は諸芸術革新の先頭を切って墨人会を結成、『墨美』誌を主宰した。それを拠点に世界の美術界に「書あり」の一大運動を展開し、55年のヨーロッパ巡回「現代日本の書・墨の芸術」展を企画したりした。命の躍動が外に躍り出て形を結んだのが書であるとし、作品を世に問うている。

墨人会について

墨人会は、根元の生命にかえって全人的に生きることをねがいその具体化の重要な場として書の制作におもむいている人びとの集まりである。

われわれはみずからこのような生き方を制作によって深めると共に、作品を通して人びととひびきあうことによって、信頼に満ちた世界を築きあげたいのである。その地域と環境を背負う歴史の如何を問わず、そこを場としてこのねがいを実現しようとする人々は、われわれの同胞である。ひろく手をつないでいきたい。

現在のところ、我々の活動の共通の場として、雑誌<墨人>、展覧会、研究会等を持っている。互いにひびきあい、相互の信愛の上に築かれたグループの本領を発揮することを通して、個々の生を全うしたい。

ー1952ー

The Bokujin is a group of people who engage themselves in the work of sho (calligraphy) with a view to realizing their aspiration after a life of integrity rooted deep in the depths of human nature.

While pursuing such a way of life as ours in the field of who, we hope to build a world full of mutual confidence through the communion of heart aroused by the members’ works.

Those who are wiling to share this sort of desire with us, no matter what sort of regions, surroundings and histories they many live in, can all our brothers, with whom we should be pleased to cooperate in every possible way.

At present we publish the coterie magazine “Bokujin”, hold art exhibitions, and workshops for study so as to provide opportunities for holding of communication among members of our group.

創立会員

  • 井上有一
  • 江口草玄
  • 関谷義道
  • 中村木子
  • 森田子龍
「人間の肉体的な動きは、人間の内奥最も深いところにつながり、そこから命の躍動そのままに出てくる原初的かつ根源的な表現の道なのである。書がこの未知の上に成立しているということの意味は、重大である。この道を外れたところでの表現は、その深さにおいて、強さ自然さにおいて、到底書表現と比べることはできない。私は書を考える上で、まずこの一点を要として確実につかんでおきたい、と考えている。」(森田子龍)

私にとって「文字」の骨格を”どう動ききるか”
このことが大きな課題であります

刹那刹那の動き、動きつつその動きに縛られない内のあり方

内の呼吸と一つになって
あらゆる動きの場面で新鮮な動きでありながら
より深く文字の骨格を動く

徹底した自省のなかから
おのずから筆が立ち上がってくる
おのずから筆が動いてくれるこの動き
難中の難であります

-2000-

略歴

昭和24
1949
京都に生まれるBorn in Kyoto
昭和47
1972
はじめて墨人展に出展する 作品 「痕」 ※1 First participation in a Bokujinten Exhibition, showing “Trace”
昭和47
1972
森田子龍に師事する ※2Began studying under Shiryu Morita
昭和53
1978
書の会「躍」結成、雑誌「躍」発刊Organized the Yaku Calligraphy Exhibition and began publishing the magazine Yaku
昭和59
1984
墨人会々員に推薦され会員となる 作品「根」Admitten to the Bokujinkai Association on the basis of “Root”
昭和61
1986
この年より数年にわたり京都市美術選抜展に出品するWorks shown in the Kyoto Invitational Art Exhibition for this year and several subsequent years
平成2
1990
森田子龍 面授の仲間と蒼龍展を開催し、現在に至るOrganized the first Soryuten Exhibition, held every year until the present, with other students of Shiryu Morita
平成12
2000
墨人会創立新年研究会発表「どう動ききるか」Presentation at the Bokujinkai New Year Study Meeting on “Inner preparation for fullest focus in calligraphic art”
平成15
2003
森田子龍「臨書選」Ⅰ巻を発刊する(発行 蒼龍社)Compiled the Shiryu Morita Calligraphy Copybook, Vol. 1(published by Soryusha)
平成16
2004
森田子龍「臨書選」Ⅱ巻を発刊する(発行 蒼龍社)Compiled the Shiryu Morita Calligraphy Copybook, Vol. 2(published by Soryusha)
平成17
2005
森田子龍「臨書選」Ⅲ巻を発刊する(発行 蒼龍社)Compiled the Shiryu Morita Calligraphy Copybook, Vol. 3(published by Soryusha)
平成20
2008
比田井天来門流展(長野佐久市)に出品するWorks shown in the School of Hidai Tenrai Exhibition in Saku, Nagoya
平成21
2009
世界書芸全北ビエンナーレ(韓国全州市)に出品するWork shown in the World Calligraphy Biennale in Jeounju, Korea
平成21
2009
日本現代アーティスト展(スペイン・ジローナ)に出品するWork shown in the Japan Contemporary Artists Exhibition in Girona, Spain
平成23
2011
墨人会創立新年研究会発表「墨人作品を見る」Presentation at the Bokujinkai New Year Study Meeting on “Viewing Bokujin artworks”
平成24
2012
the moon show(半島1919日本文化村・M50創意空間/上海)に出品するWork shown in the mono show / M50 Creative Space, Bund1919 / in Shanghai,China
平成24
2012
『想起・森田子龍ノート』編集刊行(発刊 墨人会・蒼龍社)Edited “Recollections and Notes on Shiryu Morita” (published by Bokuhunkai / Soryusha)
平成25
2013
NAU21世紀美術連立展(新国立美術館)に出品するWork shown in the Nau 21st Century Art Exhibition, Tokyo Metropolitan Museum
平成25
2013
菩提寺・月桂山妙光寺に揮毫。山門に[浄土門]・本堂に[妙光寺]Calligraphy commissioned for the Sanmon Gate and Main Hall of the Myokoji Temple

※1
この年以降、毎年墨人展(春季東京・秋季京都)出品
Work shown every year thereafter in the Tokyo(spring) and Kyoto(autumn) Bokujinten Exhibitions

※2
森田子龍 1912(明45)年~1999(平11)年。兵庫県豊岡市生まれ。本名・清。上田桑鳩に師事し、戦前の書芸術運動の中核である『書道芸術』誌の編集に携わった。戦後は諸芸術革新の先頭を切って墨人会を結成、『墨美』誌を主宰した。それを拠点に世界の美術界に「書あり」の一大運動を展開し、55年のヨーロッパ巡回「現代日本の書・墨の芸術」展を企画したりした。命の躍動が外に躍り出て形を結んだのが書であるとし、作品を世に問うている。

書家 稻田宗哉 「烈」を書く